運転免許の更新で一番気になるところは視力検査ですよね。
私がメガネ販売員の時にも免許更新のためにメガネを買いに来られる方も多くいらっしゃいました。
ただメガネ屋に行くのも結構めんどくさいですよね。
なるべくであればそのまま一発で合格したいですよね。
そういった方になるべく視力が出やすい方法をお伝えしていければと思います。
今回ご紹介させていただくのはあくまで応急処置の仕方です。
なので基本的にはしっかり見える状態で運転免許の更新に行きましょう。
視力は基本的には就寝後が一番目が疲れていないため、視力がでやすいです。
まずはできる限り一番視力が出やすい朝に行くと通りやすいでしょう。
それでも受からなかった場合、一時的に視力を回復させるためにツボマッサージや1分くらい目を閉じて涙で目を保護し、遠くを見て臨んでみましょう。
それではご紹介させていただきます。
目次
- 運転免許での必要な視力について知ろう
- もし不合格になってしまったら
- 一時的に視力をあげられる可能性のある方法
- まとめ
それでは解説していきます。
運転免許での必要な視力について知ろう
運転免許を更新するためには、普通免許で両眼で0.7以上、片眼で0.3以上の視力が必要です。
大型・中型・けん引・2種の運転免許更新には両眼で0.8以上、片眼で0.5以上の視力と深視力が3回検査をして、平均誤差が2cm以内に入る必要があります。
原付では両眼で0.5以上必要になってきます。
視力検査は【C】のような形でどの方向があいているか答える方法が使われます。
この方法で視力のチェックをするのですが、メガネ屋で測定するよりも甘いことが多いように感じます。
メガネ屋で測定する場合、見えているかを何度か試すのですが、運転免許更新での視力検査は一回のみの確認で終わることが多いかと思います。
そのため、運転免許更新の前にメガネ屋で視力のチェックだけしてみることをおすすめします。
検査はほとんどのメガネ屋で無料で行うことができます。
大体10分くらいで実施できるため、気軽にできますよ。
メガネ屋もそういったお客様が増えているため、邪見にせずにしっかり接客してくれますよ。
入店してすぐに店員に運転免許更新があるから、視力のチェックをしてほしいと伝えるだけですぐ視力チェックをしてくれます。
そんなこと言っても気まずくなりたくないという方では、混んでいるお店にプラっと入っていただいて、視力測定の紙が貼っている店舗も多いので、そこでセルフチェックしてみましょう。
メガネ屋では、視力を測定することは可能ですが、大型免許に必要な深視力については検査をすることはできません。
深視力の検査は3本の棒が立っていて、3本が直線状に並んだ時に手元のスイッチを押すという検査です。
この深視力はメガネよりもコンタクトのほうが正確だと言われています。
それはなぜかというとメガネでは、目とレンズの距離が離れていることにより、歪みが必ず発生してしまいます。
歪みが発生することにより、多少のずれがでてきてしまうことがあります。
大型の車を運転するときに、体を乗り出して外を見ながらバックすることもあると思います。
そういった時にメガネだと焦点のずれによりベテランの方でも感覚がずれてしまい、ぶつけてしまうことがあります。
そのため、メガネよりもコンタクトのほうがそういったリスクを回避することができます。
しっかり視力を出すためにはメガネよりもコンタクトのほうがいいってことですね。
もし不合格になってしまったら
もし不合格になってしまっても慌てることはありません。
一度視力検査でパスできなかった場合でも何度かは検査を受けれます。
それか一度出直して、メガネやコンタクトを作成して、期間内であれば挑戦することができます。
コンタクトでもメガネでもレンズの度数在庫があればその場で作成することができます。
安いものであれば3000円くらいからありますので、応急処置で対応が可能です。
ただ、それってめんどくさいですよね。
お金もかかって、時間もかかって嫌な気持ちになることも多いと思います。
時間をおいてその日のうちに検査をして合格したいですよね。
そのためにも不合格になってしまったとしても落ち着いて対処をすることが大切です。
見えないと余計に焦ってしまって、どうしたらいいのかわからなくなってしまうこともあると思います。
一時的に視力をあげられる可能性のある方法
一時的に視力をあげられる可能性がある方法ですが、次の2点です。
①ツボマッサージをする
②数分間目を閉じて、遠くを見る
ツボマッサージですが、眉の頭から2~3mm下の凹みがある部分、こめかみをマッサージすることです。
このマッサージをすることにより、目の筋力をほぐすことができます。
トレーニングする前にストレッチをしますよね?
そういったことと同じように目も小さいですが、様々な筋肉がありますので、その筋肉をほぐしてあげることで、視力が一時的に回復することが見込めます。
次の方法ですが、数分間目を閉じて、遠くを見ることです。
目を数分間閉じることにより、目が涙で覆われることにより視力が一時的にあがる可能性があります。
また、遠くを見ることにより目の緊張をほぐすことができます。
待合所でスマホを見ているとこれとは逆のことになりますので、目の筋力が緊張し、視力が出づらくなるのでなるべく避けるようにしましょう。
まとめ
今回運転免許更新に必要な視力、視力を出す方法について解説してきました。
運転免許更新は一発で合格し、ストレスなく更新したいですよね。
更新に行く時間帯は朝なるべく早めに行って、視力検査の前にしっかり目を閉じてスマホを見ることはやめましょう。
できれば更新に行く前にメガネ屋で検査をすることをおすすめします。
今回は緊急の対処法をご紹介させていただきましたが、あくまで応急処置です。
私がメガネ販売員の時には知らず知らずのうちに視力が下がっていて、自分は見えていると勘違いしていたお客様も多くいらっしゃいました。
視力もいきなり落ちるのではなく、徐々に落ちているため、視力が落ちていることに気づかないことも多々あります。
最近痛ましい事故が多く、心が痛みます。
しかし、運転しなければ生活が成り立たない方も多くいらっしゃるのも事実だと思います。
まずはしっかり見える状態にして、運転免許の更新に行ってください。
メガネ屋で視力がしっかり出ない場合もありますので、そういった方は眼科に行って処方箋を書いてもらってください。
そうすれば必ず一発で通ります。
事故を起こしてからでは遅いので、今回の応急処置で免許更新がパスされた方もしっかり見えた状態を作って運転して頂ければ幸いです。
お読みいただいてありがとうございました。