メガネの交換できる部品があることをご存知でしょうか。
メガネって買う時高くて、メガネ販売店行くことによって買わされそうって感じてしまい、修理できるのにメガネを購入を検討される方もいらっしゃいました。
そういった方のために今回メガネで交換できる部分をご紹介させていただきます。
買い替えを検討されている方、またメガネのことをよく知りたい方には読んでいただけるとよりメガネのことを知っていただけると思います。
目次
- メガネの交換できる部分
- メガネの部品の交換時期
- まとめ
①メガネの交換できる部分
メガネの交換できる部分としては鼻パット(ノーズパッド)、先セル、ナイロールの糸、各種ネジになります。
鼻パットは鼻に当たる部分についていて、メガネをズレ落ちにくくして、鼻の跡をつけにくくする役目を持つ部品です。
この鼻パットにおいてはプラスチックとシリコンのパットがあり、シリコンパットは使い勝手はいいものの劣化が早く、プラスチックのほうがより長く使えます。
プラスチックの鼻パットは無料で交換できることが多く、特殊な部品でなければすぐに交換してくれます。
シリコンパットもすぐに交換してくれるところが多いのですが、有料になる場合もあります。
というのもプラスチックよりも使い心地がよく、メガネも落ちづらくなるというメリットがある分有料になってしまうことがあります。
現在だと無料で交換してくれるところが多いのですが、念の為値段を聞いておきましょう。
値段の相場ですが、大体300円くらいが多いようです。
続いては先セルという部品です。
先セルはメガネの腕の先端の部品です。
この部分も交換することが可能です。
耳に引っかかるように耳に合わせて曲がっていることが多いと思いますが、ヒーターで暖めることによって、曲がりやすくして抜くことが出来ます。
この部分は変えられると言うとビックリされることも多いですが、メガネ販売店から交換する提案を受けることはまずありません。
それは何故かと言うと時間がかかる割に単価が安いためです。
大体500円前後で交換可能な部分ですが、ヒーターで暖めて、前の先セルを抜いて、新しい先セルを入れて、また以前の先セルが曲がっていた角度に戻すという作業が必要で、これが大体20分くらいかかることが多いです。
そのためメガネ販売員からすると費用対効果が悪いので、提案することはまずありません。
そのため汚れてきたりした場合は自分で申告して、交換してもらうようにしましょう。
続いてナイロールの糸です。
ナイロールとはメガネの上下どちらの縁がないメガネのことです。
縁がないので、糸で吊るしているので、ごく稀に切れてしまって壊れたと思われる方が多くいらっしゃいます。
ナイロールは糸で吊るせるように溝が掘ってあり、そこの部分に糸を通して安定させる構造になっています。
ちなみにですが、ナイロールの糸は何の素材かと言うと釣り糸を使っています。
なぜ釣り糸を使っているかというと丈夫で軽いためだと言われています。
釣り糸以外でも代用はきくかもしれませんが、あまり聞いたことがないです。
ただいくら釣り糸とは言え切れてしまうことはありますので、その際は交換が必要になります。
続いて各種ネジです。
ネジは鼻パットの部分、腕の部分のネジです。
各種ネジにおいては無料で交換することができます。
ネジはすぐ交換できますし、大体メガネ販売店でストックがあるので、気軽に交換してもらえます。
またネジの中で外れにくくするネジもあります。
これも無料で交換することはできますが、ない店舗もありますので、店員さんに聞いてみましょう。
②メガネの部品の交換時期
部品の交換時期ですが、部品によって異なります。
毎日メガネをつけている人を想定しての交換時期についてご紹介いたします。
■鼻パット
鼻パットにおいては、シリコンパットは3か月に一回、プラスチックの鼻パットは年に一回くらいが通常です。
シリコンパットは通常の鼻パットにシリコンがついている構造ですが、たまにシリコンがはがれていても使っている方もいらっしゃいます。
少しお金はかかるかもしれませんが、そうなってしまったら交換しましょう。
また、洗浄をしていないと緑のコケみたいなのがついている場合があります。
この状態になってしまったら、すぐ交換しましょう。
周りからも緑のコケのようなものは見えていますので、だらしがなく見えてしまいます。
交換する時には店員さんが汚れも一緒に落としてくれますので、安心して任せましょう。
一つ注意点ですが、鼻パットにロゴがついている部品だと同じ部品がない場合が多いので、交換する際にはロゴがなくなってしまうことを覚悟しておいてください。
■先セル
先セルは交換する時期は2年に一回交換するかしないかくらいです。
先セルを交換する方はスポーツなど汗をかく際にメガネを使っている方が多いです。
そのため、そういった方は先セルを触ってざらざらしたり、白くなってきている時が交換時期と言えるでしょう。
あまり交換する部分ではないので、気になった方は交換を申し出ましょう。
注意点として鼻パットと同様に同じものがないことが多いです。
下手したら色が変わる可能性すらありますので、そこも考慮したうえでう交換をしてみてください。
■ナイロールの糸
ナイロールの糸は釣り糸ですので、2年に一回程度が通常の交換時期です。
あまり頻回に交換しても釣り糸なので、そんなに切れることがありませんので、2年に一回くらいで丁度いいと思います。
ただ、レンズの溝に汚れが溜まってしまうことがありますので、その際は外して洗浄してもらいましょう。
■各種ネジ
ネジについては交換をすることはあまりありません。
ネジを交換する場合はすぐ緩くなってしまい外れやすくなる場合があり、そのような時に交換をします。
ネジに関しては問題が起きることはあまりないのですが、ゴミや汗が付着して、固くなり動きづらくなる場合があります。
そういった場合はメガネ屋の前によくある超音波洗浄をすることで解消されます。
交換よりも洗浄することで解消されるので、交換することは少ないでしょう。
まとめ
メガネの交換できる部品についてご紹介してまいりました。
鼻パットやナイロールの糸、先セルなど意外と思える部分もあったかと思います。
今一度ご自身のメガネを見ていただいて、汚れてきたと感じた部品については交換することをおススメします。
毎日メガネをつけている人は毎日のことなので、交換することにより気持ちも上がってきます。
快適なメガネ生活を過ごすためにメンテナンスをしていただくと嬉しいです。
今回もお読みいただいてありがとうございました。