最近本やスマホを見ている時に今までと違ってかすんだり、ぼやけたりすることはございませんか?
そういう時にメガネを外したり、目を凝らしたりしていませんか?
私は以前メガネ屋で6年ほど働いてきた経験からご紹介させていただきます。
45歳はまだまだ若いので、老眼を認めたくないと思われている方も多いですよね。
体に負担がかかってしまい、頭が痛くなったり、目が疲れやすくなってしまうこともあります。
この記事を読んでいただくことにより、そのような症状が出てきた場合どういったレンズが最適なのかご理解いただけます。
結論から申し上げます。
①少し手元が見えづらい方にはプチ遠近がおすすめ!
②手元がかなり見づらい方には遠近両用がおすすめ!
③デスクワークが多い方は近々両用がおすすめ!
それでは解説をしていきたいと思います。
手元が見えづらくなる原因
まずは手元が見えづらくなる原因についてご紹介をさせていただきます。
言葉を選ばずにいうと老化です。
若いうちは手元を自身の調節する力(調節力)でピントを合わせることができるようになっていましたが、ピント調節を行う毛様体筋、レンズの役割の水晶体が硬くなることによって見えづらくなる現象なのです。
これはどういった方でも起きてしまう現象です。
まずはご自身が手元のピントがどのくらいの距離で合うのか確認していきましょう!
ピントの合う距離の確認
まずは手元のピントが合う距離について確認していきましょう!
一般的に用いられるのが、ご自身の指紋が見える距離で確認されます。
大体ですが、裸眼、メガネをかけた状態で30cm以上遠ざけないと指紋が見えないといわゆる老眼です。
メガネを外せば見えるよ!という方もいらっしゃいますが、近視の方はほとんどがメガネを外せば見えます。
大体45歳を超えてくると急激に手元が見えづらくなると言われています。
この方法でご確認いただいて、30cm以上離れてみている方は知らない間に目に負担がかかってしまっているということです。
次に具体的にこういった方にはどういうレンズが合うかを解説していきたいと思います。
自分に合うレンズの選び方
ここでは具体的にどういった方にどういうレンズが最適かみていきたいと思います。
①普段からメガネをかけているが、PCなどはあまり使わない方
②基本的にデスクワークのお仕事をしている方
③普段からメガネをかけていない方
上記の方にとって最適なレンズをご紹介いたします。
①普段からメガネをかけているが、PCなどはあまり使わない方
このようにふとした瞬間に手元が見えづらくなって困る場合ありますよね。
こういった方には冒頭おすすめしたプチ遠近がおすすめになります。
このプチ遠近というのは遠近とは言わず手元をリラックスして見るレンズということで『リラクシー』という名でNikonから発売しています。
どういったレンズかと申しますと黒目の位置から下のほうに行くにしたがって度数が弱くなるレンズになっています。
こちらの利点はなんといっても違和感が少ないことです。
緩やかに度数が変化することによって、遠近独特のレンズの横の歪みが抑えられ、初めての方でも違和感が少ないという特徴を持っています。
ちょっと電車の中で本を読んだり、スマホを見る時に見づらい方にはこちらのレンズがおすすめになります。
②、③の基本的にデスクワークのお仕事をしている方、普段からメガネをかけていない方のおすすめのレンズは近々両用になります。
事務作業などのお仕事をされている方は近々両用がおすすめになります。
それはなぜかというと基本的に手元とPCくらいの距離が中心になるからです。
一番集中する距離に焦点を合わせたレンズが必要になりますので、デスクワークが多い方は近々レンズが必要になります。
しかしこの近々レンズの弱点は遠くが全く見えないことです。
そのため、遠くを見ていただくときにおいてはメガネを外す手間が出てきます。
すべてが万能なレンズって難しいんでしょうね。
これからメーカーさんに開発を頑張ってもらいましょう!
普段からメガネをかけていない方は抵抗があるかもしれませんが、近々レンズを購入しましょう。
遠くは見えるからといってメガネを敬遠していると疲労の蓄積により色々なところに支障をきたしてきます。
本当に安いメガネでもいいので、メガネをかけることによって疲労を改善する可能性がありますので、かけてみていただけると嬉しいです。
ただし100均などで売っている老眼鏡はあまりお勧めしていないので、ちゃんとしたメガネ屋さんで5000円でもいいので、作ってください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
手元が見づらくなってきてしまった場合に色々な選択肢があります。
ただ、最後にお伝えしたいことは見づらくなってきた際には我慢せずに、メガネをかけることで改善していきましょう!
初めは些細なことかもしれませんが、どんどんつらくなってくる前に早めの対処をしていきましょう!
私もメガネをかけるのも好きではなかったですし、フレームを変えて雰囲気が変わるのも嫌でした。
メガネは視力を矯正するための商品です。
どこのメガネ屋でもいいので、測定してちゃんとしたメガネを買ってみましょう!
お読みいただきありがとうございました。